シュートは股関節を使う

シュートを打つ時どこを意識していますか?

人それぞれだとは思いますが多くの方が、意識する箇所としてがあると思います。

試合終盤でシュートが入らなくなるのは、「疲れてきて膝が曲がらなくなり下半身のパワーが使えていないせいだ。」と言われることも多く、実際に私もそう言われてきました。しかしシュートで大切なのは膝ではありません。

ではどこが重要かというと股関節です。

日本のバスケ指導ではあまり使われない言葉なので馴染みが薄いですが、身体部位で一番重要と言っても過言ではありません。

例えばバスケの指導でよく飛び交う身体の部位として「もっとを落とせ!」の力をもっと使ってシュートを打て!」といった感じで腰と膝が多いと思います。しかし理学療法士になりNBA選手の動きを見ていると膝と腰ではなく、股関節の使い方が重要であることに気がつきました。

シュート時の股関節の使い方について解説していきます。まずボールキャッチ時のスタンスです。

カリーのボールキャッチ時のスタンスです。お尻が足部より後方にあり、上体が前に倒れています。この状態を股関節の屈曲と言います。注意点は前かがみの状態ですが腰は曲がっていないことです。腰は軽く反りがある状態を保ちます。

その後、股関節屈曲の状態から股関節の伸展が生じます。

上体が床に対して垂直になると同時に膝が曲がります。この時重要なのは膝が曲がるのはあくまで受動的な動きであり、意図的に曲げている動きではないことです。またこの動作と同時にボールリフトも行われます。

シュートが上手い人の動画を見ていると深く膝を曲げる人はいません。軽いジャンプで3Pも届きます。そしてシュートが上手い人たちの共通点は、股関節の使い方が上手ことです。

シュートを打つときは膝の力を利用する感覚を重視することが多いですが、ぜひ一度股関節を意識したシュートを試してみて下さい。

カリーのシューティング動画を貼っておくのでご覧になってみて下さい。軽い感じでシュートを打つイメージができやすくなります。

もう一つは、Mahumoud Abudul-Rauf という元NBA選手のシュート解説動画です。bjリーグの京都ハンナリーズでもプレーしていました。正確なジャンプシュートが武器のガードです。動画のシュートではほとんど膝が曲がっていません。