肩甲骨のトレーニング「立甲」

最近私がやっているトレーニングの紹介をします。その名も「立甲」です。

立甲とは肩甲骨の内側を浮き立たせて肋骨からはがれた状態にすることです。立甲ができると肩甲骨主導で腕を動かすことができるようになり、通常より大きな可動範囲・パワーを生み出せます。4足動物の身体の使い方に近くなるとも言われています。

これが立甲です。

4足動物の肩甲骨はこの状態になっています。人間も元々は4足動物だったので、この肩甲骨の使い方ができるようになるとスポーツ動作でも肩甲骨を有効に使えるようになれます。

1ヶ月間「立甲」をメインに肩甲骨周りのトレーニングをやっています。それからというものシュートがいつもより軽く打てるようになりました。ベンチプレスとか腕立て伏せなどの筋肉を鍛えるトレーニングは一切していません。肩甲骨をより使えるように動かしまくっただけです。でもそれだけで楽にボールを扱えるようになり以前より力みが減りました。

個人的には筋肉を鍛えるよりまず自分の身体の使えていない部分を使えるようにしていくトレーニングした方が良いと思います。現に世界のトップレベルの選手は筋肉量が多いだけではありません。それより身体の使い方の部分で圧倒的な差があります。

水泳のバタフライで関東大会に出場したことのある友人がある時こう言っていました。

日本選手権に出場する選手の体の大きさはほとんど違いなはい」

「ただ、トップスイマーと予選落ちの選手では体の使い方や体に対する感覚が全然違う」

つまり筋肉量だけではどこかで頭打ちになってしまい他の選手と差をつけることは難しくなります。差をつけるには他の人たちが全く意識していないこと(トレーニング)で差をつけます。

「シュートが飛ばないからもっと筋トレだ!」ということは誰でも思いつくようなことです。そこから大きな違いは生まれません。NBAでは決して体の大きくないカリーが一番シュートを軽く打っています。それはカリーが筋力でボールを飛ばそうとしているのではなく、ボールを一番遠くへ飛ばすことができる身体の使い方をしているからです。

トレーニングはみんながやっていることをやるのではなく、あえてみんながやっていないトレーニングをすることで差をつけましょう。