NBAプレーヤーの姿勢の秘密「骨盤前傾」

みなさん、このレブロンの姿勢を見て何か気づくことはありますか?

私は理学療法士という仕事がら姿勢は人より気になりますし、自分自身の姿勢も気をつけて生活しています。

なぜ普段の姿勢から気をつけているかと言うと、普段の姿勢はスポーツ動作にも影響するからです。

高いパフォーマンスを発揮する選手に共通する姿勢の特徴として、「骨盤の前傾」があります。骨盤前傾とは、レブロンの姿勢のようにお尻の上方が盛り上がっている状態を指します。

骨盤が前傾するとももの裏側にあるハムストリングス、お尻の筋肉の大臀筋が使いやすくなります。反対に骨盤が後継するとももの前側の筋肉である大腿四頭筋を使うようになってしまいます。ハムストリングスと大臀筋はスピードを加速させる「アクセル筋」と呼ばれるのに対して、大腿四頭筋はスピードを減速させる「ブレーキ筋」と呼ばれています。

海外の爆発的なスピードや瞬発力を持っているスポーツ選手は骨盤が前傾しています。アクセル筋であるハムストリングスと大臀筋をフルで使えるからです。反対に日本人は床生活が基本だったことから骨盤が後傾しやすく、アクセル筋であるハムストリングス・大臀筋をフルで使えていません。

日頃から「姿勢を気をつけなさい」と言われている人も多いと思うのですが、実際どこを修正すれば良いかがわからない人が多いと思います。そんな方はまず骨盤を前傾させることから意識的に取り組んでみてはいかがでしょうか?

まずは座っている状態で骨盤を前傾させる練習をしてみるといいと思います。普段何気なく座っている時でいいので10秒間骨盤を前傾させてください。それを30分に一度はするようにしましょう。