シャンテル・オサホー選手から学ぶシュートの本質

先日、アメリカのWNBAで活躍しているシャンテル・オサホー選手が3×3の東京DIMEに参加するために来日しました。

ジャンプをしないクイックな3ポイントシュートを打つことで有名なオサホー選手が、インタビューで自身のシュートについて話していたことが印象的だったので紹介します。

「正確には覚えていないけど、バスケットを始めた頃からからずっとあのフォームで打っている。私にとっては、ジャンプしないでシュートを打つのは自然なこと」

皆さんはこのコメントを聞いてどのように感じたでしょうか?

私はこのオサホー選手の言葉はシュートの本質を捉えているように感じました。

シュートは基本的には何も考えずに打つことが一番大切です。何も考えずに自然に打つことが速いシュートモーションで確率よく決めることにつながります。

では全員がシュートについて最初から何も考えずに打ち続けていれば、いいシュートになるかというとそうではありません。実際にそうであれば、全員がめちゃくちゃシュートを決めまくっているはずですが、そうはなってはいません。

つまりオサホー選手のように自然にいいシュートが身につく人もいれば、そうではない人もいるということです。自然にいいシュートが身につかなかった場合はシュートを修正していかなければなりません。

そもそもいいシュートとはなんなのか?

私が考えるいいシュートの定義とは「正確で速い」ことです。これがシュートの本質だと私は考えています。シュートなのでまず決まらなければ話になりませんので、正確さが重要です。そして遅ければブロックされてしまいシュートを打つことすらできません、だから速さが重要です。

一般的に大切だと思われているシュートフォームはさほど重要ではありません。シュートフォームを変えるのはあくまでシュートをより正確に、より速くするためです。決して見た目上のフォームをキレイにすることが目的ではありません。

オサホー選手のシュートフォームも自分にとって打ちやすいフォームであって、試行錯誤の末に生まれたものではなく、指導者からフォームを矯正されたことは一度もないそうです。オサホー選手のシュートフォームは独特ですが、正確で速かったので修正する必要がなかったのでコーチから何も言われなかったのだと思います。

そして最終的に重要なのは「何も考えずにシュートを打つ」ことです。オサホー選手のように「自然」に打てるようなシュートを身につけなければなりません。最初の頃は意識してシュートフォームを修正しますが、最終的には無意識でも修正したフォームで打てるまで反復することが大切です。

オサホー選手も「大事なのは繰り返し練習すること。何百回、何千回と練習することで自分のタイミングで試合でも打てる。」と言っています。

試合では意識してシュートを打つ時間はありません。最終的にはシュートを繰り返して、自然と打てるシュートを目指しましょう。